和寒を出ると名寄盆地を快調に飛ばす。白樺林がところどころに見え、線路の左右を防風雪林が流れたりもする。ひさびさに町らしき町が現れ士別着、数人が降りていった。駅周辺の煉瓦積みの農業倉庫は大規模である。ここは、明治に宮城県からの移住者によって拓かれた町で、最後の屯田兵村ともいう。士別を過ぎると、また雪がちらついてきた。が、空の真上は青い。左を並行する国道に防風フェンスが目立つようになり、「クリーンライス風のささやき」と書かれた看板が窓を過ぎって、風連、東風連と通過。
[参考サイトのご紹介]
こんぴら温泉
こんぴら温泉郷の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50400.html
ロイヤルパークホテル
ロイヤルパークホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad381123/
コンフォートホテル秋田
コンフォートホテル秋田 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad378176/
プレミアイン松山
プレミアイン松山 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad377316/
台場 ホテル
港区台場のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/130000/NO_100415/
「風連」は「フレーペッ」(赤い川)というアイヌ語の音訳地名で、士別付近からこの宗谷本線に寄り添って流れる天塩川の支流のひとつが、酸化鉄を含むため川底や両岸が赤く錆びたように見えることに由来する。「間もなく名寄です」との放送が入り、「右手の煙突をサンタクロースが登っています」との、妙な車窓案内が後に続いた。なんのことだがよくわからないので、とにかく右の窓外を見ていたら、破かに煉瓦造りの煙突が現れ、その途中にサンタクロースの人形かぶら下がっていた。クリスマスの日まで、毎日、少しずつ登っていくのだという解説が、すぐに流れる。名寄では、乗客の半分近くが降り、その百分の1ぐらいの人数が乗ってきた。この界隈の中核部中の様相である。隣の線路には朱色の除雪川機関車が停まっている。ただ、もう雪はやんでいる。明治三三年の山形・福島・富山三県からの移入に端を発する名寄市の玄関名寄駅は、かつて、東へ名寄本線、西へ深名線を分岐した鉄道の要衝でもあった。遊休地の多いだだっ広い構内が、今に語り伝えているかのようでもある。名寄を15時15分、定刻に発車。今回の阿呆旅行も残すところ一八〇キロほどとなった。「この先に鹿が出没しております。そのため、やむを得ず急ブレーキをかけることがございますので、ご片恋ください」冬の北海道ではお馴染みの車内放送を、今回も耳にする。